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©若松プロダクション・スコーレ株式会社

DIGS-1041

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「自分の身体を張って闘えるヤツ、本気で孤立できるヤツ、個的な闘いを個的に闘える奴等、孤立した精鋭こそが世界を換える、世界を創る」


数々の問題作を発表し、若者らの圧倒的な支持を受けていた若松孝二が、初めて日本アート・シアター・ギルド(ATG)と提携した大問題作。
劇中で革命軍が爆破する交番が映画公開後に実際に過激派により爆破され、1972年2月にあさま山荘事件が起きていく等、時代の先を行き、併走していくかのような本作は、「テロを助長する」映画のレッテルを貼られ、大きな上映反対キャンペーンが展開される。脚本は本作製作前にアラブへ向かい日本赤軍、PFLP(パレスチナ解放人民戦線)と合流し、映画『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』(1971)を制作した異端の映画作家、足立正生(出口出名義)。撮影・照明は若松作品ではお馴染みの名スタッフである伊東英男と磯貝一。音楽は山下洋輔トリオが担当し、劇中でも激しい演奏を披露。また赤軍派らを含む実際の活動家も撮影に参加する等、濃厚な顔ぶれの関係者が揃った若松映画の集大成とも言われる。


【セル・レンタル共通特典】
★デジタルラジオMUSICBIRD「若松孝二の映画撃て!」より、若松孝二と著名映画人による対談音声収録(対談相手:佐々木守)
★2005年版DVD収録、若松孝二インタビュー映像
【セルのみの特典】
★セル盤のみ映画評論家、モルモット吉田氏による解説文付

【スタッフ】
企画・製作:若松孝二、葛井欣士郎
監督:若松孝二
脚本:出口出(足立正生)
撮影:伊東英男
音楽:山下洋輔トリオ
照明:磯貝一
助監督:沖島勲
主題歌「ここは静かな最前線」(作詞:足立正生・作曲:秋山道男)
【キャスト
吉澤健、本田竜彦、大泉友雄、三枝博之、小山田昭一、横山リエ、
小野川公三郎、和島真介、荒砂ゆき、岩淵進、吉田潔 他


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