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DIGS-1029

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これまでドキュメンタリー映画を作り続けて来た小川プロダクションが、ドキュメンタリー映画をもっと世間に根付かせるべく、そしてアジア発のドキュメンタリー映画を盛り上げるべく、山形市の市政百周年記念事業として開催したのが山形国際ドキュメンタリー映画祭である。第一回は天安門事件とベルリンの壁崩壊の年である1989年10月に開催された。単なる映画祭の記録ではなく、今後のアジアのドキュメンタリー映画の勃興の気運、集った映画作家達、志溢れる人達のパッションが満ち満ちた映画である。
小川紳介は1991年に開催された第二回山形国際ドキュメンタリー映画祭には病のため参加できなかった。1992年小川紳介逝去。1993年から山形国際ドキュメンタリー映画祭では新人監督賞として「小川紳介賞」が創設された。これまで助監督を務めてきた飯塚俊男の監督デビュー作。小川紳介は構成・編集を担当。


◆セル用のみのスペシャル特典:上野昂志氏による解説文付
2016年12月2日発売/製作年度:1991年/本編94分/¥3,800(税抜)


◎1989年、アジアではじめての国際ドキュメンタリー映画祭が山形市で開かれた、この映画は、見る人々があたかも映画祭に参加して、世界の作家たちの話を聞き、作品を見ていると感じられるように工夫されている。
◎アジアからは一本の映画もノミネートされなかった。アジアでドキュメンタリーの製作が困難なのは、なぜなのか?それを話しあうために、アジアの若い映画作家たちが集まった。そして宣言が発せられた。「われわれはアジアにおけるドキュメンタリー映画の種を蒔きたい・・・・・そしていつの日か風とともに舞いあがるであろう!」
◎民族、言語、文化、経済などの違いがあっても、〝映画〟でつながって、励ましあっていこう。そんな意思をもった映画である。


[スタッフ]
監督:飯塚俊男/製作:伏屋博雄/構成・編集:小川紳介
(第一次撮影)撮影:大津幸四郎、加藤孝信/録音:浅沼幸一/進行:桝谷秀一
(第二次撮影)飯塚俊男、栗林昌史、小川紳介/撮影:加藤孝信/技術指導:田村正毅

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